原料・素材・成分などなど・・・

エゴマ油ってどんなもの?

 エゴマ(えごま)とは?

エゴマは、シソ科に属する1年草です。
原産地はインド、中国などで、日本では縄文時代から食べられてきたと言われています。

エゴマの和名は地方によって、「エ(荏)」「エゴマ(荏胡麻)」「ジュウネン」等々、異なった名前が多く存在することからも、エゴマが古くからの作物であることを裏付けていると考えられています。

エゴマにまつわることわざも多く、そのなかのひとつに「じゅうねん(エゴマの別名)食べると十年長生き」というものがあります。
エゴマが古くから健康に良いと知られてたことがうかがわれますね。

また、会津地方では虫刺されや漆かぶれにエゴマをすりつぶして塗ると良いとも言われ、薬のように使われてもいました。

 エゴマ油

エゴマ油は、エゴマの種子を搾った油です。

その歴史は古く、平安時代にさかのぼります。
日本で初めて製油された油は、エゴマ油だったと言われいます。
用途は、おもに「明かり」の原料、灯明油でした。
その他にも傘に使う防水用など塗布用の油として利用されるなど、生活に欠かせないものでした。


現在では食用として使われており、最近では、「健康に良い」とされる成分が多く含まれていることで大変注目されています。

 エゴマ油が美容・健康に良いとして大注目

エゴマ油の、一番の特徴はα-リノレン酸(アルファリノレン酸)が60%前後含まれていることです。

α-リノレン酸の特徴とは・・・

● α-リノレン酸は、絶対に必要なのに体内ではつくることができないので、食品などから摂る必要があり、【必須脂肪酸】と呼ばれています。

※必須脂肪酸は、脂肪酸の分類で「オメガ3(n-3系)」(α‐リノレン酸など)、「オメガ6(n-6系)」(リノール酸など)があり、体調を整える上で重要な働きをしていて、どちらもバランスよく摂る事が大切です。近年の日本では、食文化の欧米化などで、α-リノレン酸などの「オメガ3(n-3系)」を食品から摂ることが少なくなってきました。
α-リノレン酸を多く含む食品は、エゴマ、エゴマ油のほかに、大豆油やクルミなどです。

【α-リノレン酸を多く含む食品の、脂肪酸構成比】

● α-リノレン酸は、ヒトの体内に入ると、 DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)に変換されます。
※ DHAやEPAは、中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させるなどの重要や役割を果たす成分です。

● α-リノレン酸は、以下のような、健康や美容にも効果があると言われています。
・脂肪を分解する酵素リパーゼを活性化して脂肪を燃焼しやすする。
・肌の潤いを保つコラーゲンの生成を助ける。
・アレルギーなどの炎症リスクを軽減する。
・血中の中性脂肪を下げる作用、血栓ができるのを防止する作用、高血圧を予防する作用。


ヒトの体内ではつくることのできない「α-リノレン酸」。
できれば毎日摂るように心がけたいですね。

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