からだにまつわるあれこれ

腸のやくわり

 腸 のやくわり


全長およそ9メートルの「消化管」と呼ばれる消化器官のうち、
腸は、そのうちの9割近くを占めています。


腸は、「大腸」と「小腸」の2つの部位に分けることができ、消化器官としての主な役わりは

口から入った食べ物を最終的に消化・分解し、

必要なものを体内へ摂りこみ、不要なものを排出
することです。


 食べたものはどこで体のなかにはいるの?



口から入った食べ物は、各器官で分泌された消化酵素により、徐々に分解され、
体内に取り込むことのできる栄養素の状態にされます。

栄養素に分解された食べ物は、小腸で吸収されます。
多くは毛細血管から肝臓に蓄えられ、必要に応じて静脈から心臓を通って全身へ運ばれます。



このように、口から入った食べ物は、腸にたどりついてからようやく「体内」に取りこまれることになります。


ここで、おや?っと思った方もいらっしゃるかもしれません。

『腸にたどりついてからようやく「体内」に・・・』 という部分です。


そう、実は「腸内」は「体内」ではないのです。


 腸内は体内への「玄関口」

(1)口腔(口からのどまで)
(2)咽頭(のどから食堂の入り口まで)
(3)食道
(4)胃
(5)小腸
(6)大腸

この、一本の管のようにつながった消化器官を「消化管」と呼びます。

そして、消化管は「体内の体外」とも言われています。

例えば、人のカタチを極限まで単純化し、消化管を通します。
ちくわのような形を想像してください。

外気に触れている部分を「体外」と考えると、
ちくわの身の部分が「体内」、穴の中は「体外」というわけです。

実際、口から入った食べ物は、腸で栄養素の形で体内に取りこまれます。

いわば、腸は体内への玄関口になっているのです。

ところで、この玄関口から体内へ入ろうとするのは、栄養だけではありません。
食べ物と一緒に口から入ってきた病原菌やウィルスも、ここから体の中に入ろうとします。

そこで、腸の持っているもう一つの大切な役割があるのです。

それが「免疫」です。
腸には免疫細胞が集中していて常に外敵菌などが侵入しないように守っています。

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